地元埼玉で創業。代表が責任施工を行う害虫駆除専門店
埼玉39消毒(saitama sankyu syoudoku)
坂戸本社 〒350-0258 埼玉県坂戸市北峰123-7
ふじみ野営業所 〒356-0059 埼玉県ふじみ野市桜ヶ丘3-33-17
受付時間 | 8:00~22:00 |
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定休日 | 年中無休 |
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基礎をあがるシロアリの蟻道
駆除現場:埼玉県坂戸市某所
施工時期:2020年5月
種類:ヤマトシロアリ
施工範囲:二階屋根裏、階段脇壁内、床下木部全体、床下土壌部全体、玄関、外部袖壁
~お客様が私と出会うまで~
「相談に乗ってほしい」とお電話くださり、お話をうかがいました。前年にネットで探した業者にシロアリ駆除を依頼したのに今年もシロアリが室内(それも二階部分)に出てきたそう。私からのアドバイスとして保証書があるのであればその業者に再施工を依頼してもらうようお話ししましたが、その業者にはもう関わりたくないとおっしゃるので、状況を確認するために調査へと向かいました。
しっかりと駆除作業をすれば間違いなく駆除・予防効果が持続するはずが、なぜ翌年に再発したのか。問題はその業者の施工方法にありました。現地でお客様に話をうかがうと昨年の施工時に業者より「忌避効果のある薬」を使用するということを説明されたとの事。また施工時に床下には入らず基礎の通風孔より薬を撒いていたとのこと。なんとなく原因がわかってきました。このお客様の床下は基礎が入り組んでおり、通風孔から薬を撒いても建物の中央付近には到底届きません。加えて使用した薬剤が忌避効果のあるものという事は、建物の外周付近にシロアリが嫌がる成分があるため、中央付近に避難したシロアリが多数いたと考えられます。
外に逃げられないシロアリが上を目指し、二階まで上がってしまったようでした。
雨漏りがしている建物やイエシロアリであれば二階まで上がっていてもおかしくはないのですが、雨漏りしていないこの建物で種類もヤマトシロアリではそのように結論づけるのが一番スムーズでした。
かなりしっかりとした蟻道を作られています。この蟻道の中を通ったシロアリが木材に入り込み、二階まで到達したようです
こちらにも蟻道がはっきりと作られています
しっかりとした駆除作業をすれば再発はしませんとお伝えし、いつも通りお見積書は帰宅後にメールにてお届けしました。
即日施工依頼をくださり、お客様のお休みに合わせて作業日を設定。
1 二階屋根裏での駆除作業
詳細に調べた結果、二階屋根裏での被害は通し柱一本のみでしたので、注入処理
2 壁内部注入消毒
通し柱が通る壁の中にも注入消毒。壁の中で被害がひろがっていても駆除できるよう慎重に作業をすすめます
3 床下被害部穿孔処理
被害のあった部分に薬剤を注入するための穴を開けます
4 薬剤注入
開けた穴より薬剤を加圧注入。シロアリが内部を食べているため、横から薬剤が出てきています。
1 土壌部全体処理
地面からシロアリがあがってくるのを防ぐためバリアを張ります
2 基礎内側薬剤散布
基礎の内側はシロアリが上がってきやすいポイント。基礎に沿って軽く掘り、薬剤をたっぷりと浸透させます
1 ドリルで穿孔処理(穴あけ)
玄関の四隅に穴を開けます。タイルを割らないように慎重に進めます。
2 薬剤注入
開けた穴に土壌用薬剤を加圧注入。下にある土の部分に広く深く浸透させる目的です
3 穴埋め作業
シロアリ薬剤を注入後は、セメントで元通りに穴埋めします。乾くとさらに目立たなくなります
1 袖壁穿孔作業
外に袖壁がある場合は床下から施工できないので、3mm程の穴を開けて中に薬剤を注入します。
2 ノズルを刺し、薬剤注入
細いノズルを差し込み、内部にシロアリ薬剤を注入します
3 たっぷり注入
下から薬剤が漏れ出てきています。壁の中がしっかりと防御できる状態となりました
坂戸市でのシロアリ駆除施工事例を最後までご覧くださり誠にありがとうございます。
他社の雑な施工により翌年に再発してしまったお客様。業者の対応がよっぽど酷かったと見え、保証対応してもらうために関わる事すらも嫌だというお客様の言葉に、なんとか力添えできないものかと親身に耳を傾け、慎重に施工対応させていただきました。普段あまり接する機会のない業界かと思いますが、悪い業者ばかりではない事をご理解いただければ幸いです。
調査は無料ですので気になるお客様は是非一度お問合せください。他社との相見積もり大歓迎です!押し売りは絶対に致しません。